皆さん12月はいかがお過ごしでしょうか。クリスマスもあっという間に終わり、もう少しで大晦日、お正月です。はやいよ~
どうも、久しぶりのアーセナル日記です。前回の投稿が12月3日でおよそ20日経った訳ですけど、この数日でアーセナルは色々なことが起きましたね。
リュングベリ暫定監督からアルテタ新指揮官が正式に決まって、新たに数名アシスタントコーチが加わったり、リュングベリがそのまま残留したりと
アーセナルの裏方は変わりました。けど、肝心な成績は全然変わっていません。
苦しい状況に陥っているアーセナルがアルテタを監督に招聘して最初の試合となるアウェーボーンマス戦を今日は振り返っていきたいと思います。
ビルドアップの工夫とスタッツから読み取れる変化!
まずはスタメンから↓
🚨 Three changes for @m8arteta‘s first game in charge…
⬅️ Chambers, Smith Rowe, Martinelli
➡️ Sokratis, Ozil, Lacazette#BOUARS— Arsenal (@Arsenal) December 26, 2019
ディフェンス陣の怪我人が続出してしまっているけど何とか無失点で耐えて欲しいところです。
キックオフ!
前半35分ゴスリングがゴール⚽でボーンマス先制 ステイシーがハーフスペースからマイナスにクロスを送りゴスリングがそれに合わせてゴール。守備の枚数は足りているにも関わらず数少ないパスで完璧に崩されてしまいました
後半62分オーバメヤンのゴール⚽で同点に! ネルソンがボックス外から放ったシュートが相手に当たり、コースが変わったボールをワンタッチでゴール。
その後は両者ともゴールが取れず引き分けで試合終了
感想・考察
これまでに引き分けや負けた試合よりも今回は選手間の距離が良くて、テンポよくボールが回っていました。特に攻撃のキーとなるエジルは相手がマンマークで守らなかったため、フリーでボールを受ける回数が多くて、シュートまで結びつくチャンスを多く生み出していました。
今までとの違いがスタッツからも見ることができます。下の図は今シーズンのこれまでのアーセナルがポゼッション率60%を超えた試合を取りあげた図です。まず、19試合が終わって7試合しか60%越えがなかったことにびっくりしてしまいます(笑)。ここではアーセナルのシュート数と対戦相手のシュート数を見比べてみて下さい。今までの試合を見てみるとシュート数の差は大きく下回っているか、僅差でした。しかし、今回のボーンマス戦は、今シーズン初めてポゼッション60%以上の試合でシュート数を僅かの変化ですが上回った試合になりました。これを偶然と捉えるか、それとも、多くのチャンスを生み出すことができて必然的に起こったこととして捉えるかはあなた次第です。
対戦相手 | 結果 | アーセナルのシュート数(ポゼッション率) | 対戦相手のシュート数(ポゼッション率) |
8/11 VSニューカッスル | 0-1 ○ | 8 (61.9) | 9 (38.1) |
8/17 VSバーンリー | 2-1 ○ | 15 (67.5) | 18 (32.5) |
10/22 VSシェフィールド | 1-0 ● | 9 (68.6) | 8 (31.4) |
11/24 VSサウサンプトン | 2-2 △ | 12 (61.0) | 21 (39.0) |
12/1 VSノーリッジ | 2-2 △ | 16 (60.1) | 15 (39.9) |
12/10 VSウェストハム | 1-3 ○ | 10 (64.2) | 11 (35.8) |
12/27 VSボーンマス | 1-1 △ | 17 (61.1) | 12 (38.9) |
もう一つ気になったのはビルドアップ時の選手のポジションです。オーバメヤンをハーフスペースに、空いたスペースにサカ、ジャカを中盤から底に下げてジャカとダビド・ルイスとソクラティスの3バックを形成し、右のナイルズを中盤に持ってきてトレイラとコンビを組む形を取りました。
攻撃に厚みを生み出すためにディフェンス陣を減らしたのか、それとも中盤でやられないように中を固めたのか明確な意図はまだ僕には分かりませんでしたが、ナイルズに偽サイドバックをやらせて、ビルドアップに工夫をもたらす辺りは流石グアルディオラの下で学んだだけはあるなと感じました。(すみません、上から目線です)
これらの変化を短時間で崩壊してたチームに落とし込んだアルテタは本当に凄いなと思います。結果はついてはきませんでしたが、アルテタは今後アーセナルの復調の救世主になってくれるんじゃないかと、アーセナルの希望の光が見れたので今後に期待です!
次節はロンドンダービー!がんばれアーセナル!